2025/10/11

RM-MC51ELの分解

断線気味のちょっと誤動作するRM-MC51ELなんだけど、念のためヤフオク出したが誰も買ってくれなかった。まぁ、不具合列挙したので、そんなの自分も買わないからなぁ・・・(;^ω^)

ということで、意を決して分解することにした。

今回の餌食のRM-MC51EL


液晶にも不具合があって、左上のCD回転中動作を示すマークがほぼ見えなくなっている。
で、最初はプラグ根元が断線気味なので、まだ見たことのないプラグ部分を分解するつもりだったけど、ケーブルの劣化が進みすぎてあまりにも臭いしボロボロに崩れていくのでケーブルの剥離を先におこなった。
ティッシュを間に入れてつまんではがしていく。

ボロボロ

べたべた引っ付くので気持ち悪い


ちょっと時間はかかったけどだいたい剥がれた。
粘土のようになっているので、中のケーブルにも引っ付いていて取れないのはあきらめる。
以前分解修理したRM-MC53ELのプラグと並べてみた。あ、プラグのカバー部分は接点復活材をかけて汚れをふき取って真っ白ピカピカにしている。
理由は、分解して復活させるためにプラグの型取りをするのでキレイいしておいたほうが良いかなぁってこと。
さて、むきむきしたケーブルで一応動作確認・・・ん!?

断線していない? 根元を押したり曲げたりしてもちゃんと音がする。
って、そもそもプラグが汚れていたの???接点復活材でクリーニングしたから、なおったってか?(笑)

これはこれでよかったのかどうか。。。

そうだとすると、ファンクションダイヤルの誤動作の方もかなり気になるのでリモコン本体を分解。前回のRM-MC53ELの分解の経験を生かして、できるだけうまくやるぞ!

<ここから分解手順>

ファンクションダイヤルは真ん中のSOUNDに合わせる。

液晶側の根元から押し上げる。自分ははさみを使って外してみた。

お、今回は上手くいった

と思ったら、ダイヤルの裏側が割れてた( ;∀;)

部品はきれいに取れたけど、ファンクションボタンの留め具のところは欠けてしまった。
HOLDボタンもきれいに取れた。

次はネジを外してカバーを外す。

カバーを外したけど、ちょっと壊れた。
ファンクションダイヤルのスイッチが見えた。接点復活材を入れてカチカチやったけどあまり効果はなかった。
しかし、液晶周りに金属がかなり傷んでいるのは何だろう?

ヘッドホン側も引っ張ると外れる。
バネが2つついているので外してヘッドホンジャックを引き出す。
そして、ケーブルを切断する。
すると、基板を取り出すことができる。







って、これは。。。

基板はRM-MC53ELと共通か? 53の方は後ろの番号はB3だった。
と、
MP3のフォルダ移動の部品もそのままついてたわ

ということで、外側だけ変えて中身はRM-MC53ELとおなじってことのようで、最終的にはフォルダ操作を試してみないとわからないけどほぼ間違いないかな。
RM-MC51ELはMP3再生できないCDプレイヤーに付属するので勘違いさせないような対策なんでしょうね。
そうだとしたら、MP3再生時にフォルダ移動なんてことはあんまりやらないので、RM-MC51ELを買っとけば問題がないってことかな。ID3TAGもちゃんと表示するしね。

さてさて、分解作業はひと段落したけど、分解したものをどうしようかな?

壁掛けCDプレイヤーの操作部にするのがわかりやすいけど、もう少し先な感じもするし、また、前と同じこんな感じにするか悩むなぁ

今日はここまで。


2025/09/14

PAM8403 アンプにスイッチ付き2連ボリュームを追加

何かしようと部品を買ってから、ちょっと色々あって、8月から何もできなかった。

さて今回は、以前書いた、CDプレイヤーの内蔵アンプを使わないで出力した際に外付けのアンプでボリューム制御が必要になるのだけど、手持ちのPAM8403のアンプにはボリュームがないのでCDプレイヤーの外部出力をつなげると爆音になるって、の対策です。

最初は、手持ちの50Kオームのボリュームをつけてみたけど、シンプルにボリュームだけで電源ON/OFFできないし、最悪だったは基板取付専用でシャーシ止めの突起が無かったので、基板に付けずに止めてもクルクル回って使えない(笑)

なので、アリエクでスイッチ付きでシャーシ止めがついているものを探して買った。

ケース用はボリュームの下に突起があって、これをシャーシ止めというらしい、これ大事。

取り付けた完成品がこちら。


くるくる回らないよ

突起用の穴をあけるのは面倒だったけど、その甲斐はありました。

さて、この辺で終わるのは、自分の記憶のためにもよくないので2連ボリュームの配線のメモを残しておくこととする。なにしろ、2連ボリュームの配線をググってもばっちりわかるものが無くて、そこだけで1週間以上悩んでしまったので、一応正常に動作していると思われる今回の配線を書いておく。


■ スイッチ付き2連ボリュームの配線

今回の配線は下記のような感じで行った。


左の図は、スイッチ付き2連ボリュームのコネクタ面を見たもの。基盤だと左右反転してみる感じ。

音の左右は、上から右、左とした。
外部入力はそれぞれのINに接続して、それぞれOUTからPAM8403の左右の入力へ接続する。

GNDは、スイッチ上で右左のGNDをひん曲げてはんだ付けで結線したうえで、入力のGNDの電線とPAM8403のGND用の電線を同じ位置にはんだ付けする。

電源は、外部電源からのプラスを電源INに入れて、基板の+へと書いたところからPAM8403のプラス入力へ接続する。

はんだ付けが汚いけど下記が実際の状態

これは、実際にやってみないとわからない感じなので、試しながらやるのが良いでしょうね。

音出なかったり動きがおかしかったらやり直せばよいです(笑)


さて、できたので、スイッチON、

無事に電源も入って音もちゃんと左右出ましたよ、これでCDプレイヤーの外部出力を使うことが問題なくできるよ\(^o^)/

しかし、電源ランプのLEDが明るすぎてうるさいので、次はこれをどうにかしないとね。電源ONだと緑とか青とかのが良いかなぁ。

それに、シャーシがケーブルに負けて動いちゃうので重めの見た目が高価そうなシャーシを買うかなぁ、オーディオは見た目と思い込みが大事らしいし(笑)


2025/08/01

ひと段落したので、次の工作に入ろうかな・・・

PCDP沼も目標となったD-NE820を入手して音にも満足したことから、ひと段落、というところなんだけど、まだやり残していることがあって、ここからは、その話になっていくはず。

そもそも、PCDP沼にはまったのは、最初は単純にCDを聞きたかっただけなんだけど、CDプレイヤーを探す中で、壁掛けのCDプレイヤーやkm5、FIFOのような最近のかっこいいCDプレイヤーが欲しくなった事の方が大きい。

格好いいけど、高い。


あえてクリアモデル(笑):km5 Audio-CP1 (クリアー)


これはクリアでないほうが格好いいんだけど。FIIO DM13 BT

最近だと、こんなのも出てる。


傷がつくを見越したのか半透明なのが気になる、サンコーのSK-25

そうこうしているうちに、HMVとかTower Recordとかで使っていたCD試聴機が目に入った。

SONY Sound Tec Corp VOIX ND-321G 

画像はネットに転がっているものしかないので載せられないけど、Yahooフリマやらに出品されていた画像は見れる。ND-321G の中身はSonyのCDプレイヤーが蓋を外して設置、リモコンを据え置き型の形に変えて操作させている。そう、結構シンプル。

なるほど、この手があったか!と、なんか好奇心に火がついた感じ。

できるだけ安くて良いプレイヤーをCDケースサイズに押し込めて操作ボタンを設置。できればワイヤレスで操作できるのが良いけど、そこまでわがままは言わない。

どうせ箱にしまうから正常動作すれば多少ボロくてもよくてという感じで安物探し。

最初に、XP-EV530を入手、なんとか正常動作するも液晶の不具合。

次にEJ-700を入手。軽く修理して正常動作。リモコンが正常で最高。

XP-EV530の操作部分を切り出して延長してND-321Gのような形にしてもよいが結構面倒そう。D-EJ700のリモコンは液晶あるな。。。しかし、正常品をいじるのはなぁ、と、Sonyのリモコンの動作原理の調査をずーっとやってた。

しかし、調べれば調べるほどD-NE730/830,D-NE820,D-NE20といった評判の良い機種が欲しくなって、ヤフオクやメルカリを右往左往。欲しい、高い!ジャンク!Go!の繰り返しでジャンク系いじりを続けてきた。

修理して使うって、無駄な感じもするけど動いたときはうれしいし達成感が気持ちいい。

そしてとうとう、D-NE820も入手して満足したところで、やっと壁掛けを目指すか、もっと別の形を目指すか、ということになってくる。

Youtubeには、額縁の中にCDプレーヤーの基板を配置した格好良いものもあったけど、それは分解して取り付けただけな感じのものなので、同じように額縁に収めるだけのものはできる(格好良くできるかは別)。そういえば、額縁入りのCDプレイヤーはアリエクで実物が売ってた。

さて、改造対象は、外部アンプ準備すればD-EJ700が改造の最有力候補。ただし、リモコンは完全正常動作なので改造するのに気が引ける、でも他には。。。と、このもったいないループを何度も繰り返す。

なんだかんだ、半年以上、思案し続けていると色々なことを思いつくし、プレイヤーのあれこれもわかってきて方法も色々出てくる。

リモコンに関しては、今はRM-MC53EL-αがあるが、D-EJ700用にするには役不足。

アンプはD級PAM8403もある。

手元には、D-EJ700、XP-EV530、D-NE730、D-EJ720、そしてD-NE820

うん、多い(笑)

壁掛けにした際に液晶で曲番号だけでもわかればよいので、液晶OKなジャンクなRM-MC系のリモコンが欲しいなぁ。

2025/07/21

D-NE820 赤いやつと白いやつ

 CDウォークマンを弄りだして半年過ぎました。ほとんど知識なしだったのをスタフ屋さん卓上オーディオさんのサイトで勉強させてもらって、Youtubeではコジコジさんや多くの人の分解修理動画で手法を学んで、ウォークマンの軽微な修理からついにはリモコンの修理?改造?までやってきた。

いまのところ約1万円ぐらいでこうやって半年遊べてとても楽しかった。

で、ついに、先達お勧めのD-NE820を入手した。なんと正常動作品!約7,000円。

それがこちら!

赤いやつ!

なんと、スタンドつき、リモコンのRM-MC53EL(ピンク)もついている。


正常動作品(しかもケーブルが痛んでないし、臭くないw)


動作は!?

電源直差しで正常動作!

スタンド設置で正常動作!

ガム電池も正常動作!充電もできる!

何とほぼ問題なし!
これだけ状態のいいものを格安で入手できた理由はおそらく正面の割れ傷のおかげだと思う。動作には全く問題ないが、そのうち自分も気にしてしまうのかもしれない。

さて、肝心の音質は、確かにD-NE730よりよい感じがする、音がより明確に聞こえてくる。聞き入ってしまう感じになる。

こうなると、もう新しいCDウォークマンを買う必要はなさそう。

半年かけて、とうとう、PCDP沼の終着点に到着という感じで達成感もあり少し手が止まってしまう。
まぁ正常動作すぎてブログに書く内容が無いってのもある(笑)

やるとすれば、割れたアクリルの修理だけど、これはほぼ無理。

とかなんとかやっているうちに、新たなD-NE820を入手。


白いやつ!

こちらは本体のみ、動作未確認で送料込み約2,000円ぐらい。

最近、中古CDウォークマンの落札価格は波があるので、うまく波に乗れた感じ?

で、ジャンク扱いの白いやつは、

電源直で正常動作!

スタンド経由で正常動作!

ガム電池!? 錆びてるなぁ、ってことで分解して錆取り。

端子だけ掃除したけどその周辺や特に裏面が全体的にヤバイので

端子を外して重曹に漬けて青錆取り

結果、ガム電池の動作も問題なし!

ということで、格安でD-NE820の正常動作品をGET!

って、

もう、赤いやつがいるじゃん(笑)

いやぁ、そうなんだけど、
なんか、ヤフオクに安いの出ていると、つい入札してしまうようになったのは秘密

しかし、赤白並んでいると紅白饅頭みたいでなんかなぁw


2025/07/13

D-EJ720

 すっかりリモコン作成の話ばかりになって、その前に入手していたD-EJ720について書いてなかったのでメモ的に。って、これいじってたらD-NE730の音が出なくなったのは「気のせい」ということで!

先のブログにも書いた通りリモコンのRM-MC51ELと電池ボックスEBP-104がついててとても嬉しかった。しかも、元箱もついている!!


本体リペア

本体の状態は、落としたのか無理やり開けようとしたのかケースの一部のトメが外れて浮いていた。そして、ガム電池のボックスはいつも通りの青錆。


とりあえずきれいにしようと分解すると、その青錆のひどさはD-NE730の比ではなかった。

こりゃひどい(;'∀')

で、いつもの通りケーブルからちぎれる(笑)

で、今回は、青錆で弱くなっていた金具が分裂してしまった。

半田で強制溶接をしても、簡単に分裂してしまう。もう、ここはあきらめるしかないかな。
錆がきれいに取り切れば接合できるかな?

と、あれこれやって組み立てて確認を行う。
特に上記のガム電池のプラス側がちゃんとケースにはまるように慎重に。

さぁ、どうだ!

ガム電池での再生OK!

EBP-104での再生OK!

外部電源での再生OK!

と良好な感じ。

ダメなのは、LEDがCD読み込時や再生中に点灯しない?チャージボタンやHOLDのアラートでの点灯はするのでおかしいわけではなさそう?

って思っていたら、マニュアル読むとチャージ関連とHOLDでしか点灯する記載がないのでこれで正常らしい。D-NE730は緑色点灯とかするので、このあたりも下位機種扱いってことなんでしょうかね。

前回、EBP-104でD-NE730の音が~というのもD-EJ720では発生していない。


次はリモコン。

リモコンはRM-MC51EL。何回か書いた通り、プラグ根元あたりでヘッドホン側の線が断線気味。ちょいと角度を変えないと右耳側が聞こえなくなる。
それ以外の操作は、ファンクションダイヤルを含めてもまぁ動作する(多少怪しいところはある)。そして変わらず、ケーブルが臭い(-_-;)なんだろうなぁ

で、EJ-720を自作のRM-MC53EL-αで操作するとほぼ全部の操作が実行可能。この辺りは下位互換が完璧なんだね。

SOUNDの動作もD-EN720とは違うけど、ちゃんと選択したSOUNDがわかるようになっているし、LIEN OUTやら設定関連も対応できる。

リモコンは受信機で機能は本体側ってことが良くわかる。

で、

このD-EJ720は、使える!って感じです。

音も悪くない。

本体も軽い。

でも、D-NE730の勝利かな。

D-EJ720はまぁ見た目がプラスチック感満載のメタリックなのがチープさを助長していてちょっと惜しい。しかし、見た目だけならD-NE830のシルバーが欲しいけどさ!(笑)


って、この記事書いていたらD-NE730から音が出なくなるとかぁ、そんな変なこともあるなら浮気せずにD-NE730を使っておくべきということかもしれない。
ということもあって、なかなかフラグが立たない感じということ。

すでに正常動作するCDウォークマンが4台もあるのとリモコンの動きもわかってきたので、そろそろ一番最初の目的の実現と、途中で見つけた目標を達成する時期かもなぁ

2025/07/12

D-NE730で音が出ない現象が再発

D-EJ720をいじっていたらD-NE730から、また音が出なくなった。拗ねてんのか?(笑) 

このD-NE730で音が出なくなる現象、改造リモコンRM-MC53EL-αでちょっと調べてみたら下記の状態がわかった。作っておいてよかった~( ^∀^ )

状態が発生した際にDISPLAY長押しで設定に入れるのだけど、CDを入れないで停止中に操作しても"AUDIO OUT"が表示されない。

昨日までは元気に動作していて、"AUDIO OUT"を"LINE"にしてガンガン鳴らしていたのに表示されなくなっている。どういうこと?

また、CDを入れた停止中は"AUDIO OUT","SEAMLESS"が表示されない。

これは何を示しているのか?

"AUDIO OUT"、"SEAMLESS"は、停止中のみ設定できる。つまり、停止していないという判定なのか?

しかし、同じように停止中のみ設定できる機能などもあるので、動作の状態を確認すると下記の状態。

"SEAMLESS"は、"ATRAC CD"のみ対応ということなので普通のCDが入っているときに表示されない、という状態であると、無理やり理解する。

そうするとこの状態は、CDウォークマンの"AUDIO OUT"の部分の認識がおかしい、ということがわかる。

じゃぁ、どうすれば、というところだけど・・・

鳴ったり鳴らなかったり、ではなくて、認識したりしなかったり、ということは中の部品のクラックか、ICの故障が疑われるのだと思うけど、分解して、出力の部分からたどって確認するしかない感じかなぁ、...(  ̄- ̄)いや、無理ぃ

ジャンクは2個買え、というお兄さんの格言の通り、D-NE730のジャンクもう1個買えないかなぁ・・・




2025/07/05

ソニーのCDウォークマン用リモコンの作成、改造(その3)

 前回でいったん利用できるようになったRM-MC53EL(改)だけど、ファンクション関連がいまいちだった。何回か修理しなおしているうちに、このボタン操作の根本的なところに気づいて、改修したのが下記。

RM-MC53EL-α

おっと、何が変わったかわからないので、リモコンの外装を外してみたのが下記。

上が今回、下が前回

前回との一番の違いは、左上の3段スライドスイッチを外して3つのタクトスイッチに変更したこと。
つまり、ファンクションダイヤルやファンクションボタンがあったけど、その内容は単純に回路を切り替えているだけなのでそれぞれ用意してあげればよいだけ。ギミックに惑わされていたけど気づけばとても単純。

追加したタクトスイッチにはそれぞれ必要な抵抗となるようにしている。ここの組み合わせは手持ちの抵抗の種類の少なさに加えて配置の制限もあってちょっと苦労した。

これで、基板から剥がれたパターンへの気遣い、ストレス、補修ともオサラバヽ(^o^)丿

そして、元のリモコンのケースを付けたことで雰囲気がUP(個人の感想です)
ボタン化したことでより直感的に操作もできるようになった。

他には、リモコンケーブルとの結線も同一パターン上だと、半田付け中にどちらかが跳ねるのでパターンを分けて錫メッキ線でつなげることで解決。見た目の問題もあるので、これは基盤の裏側で実施。最終的にはコネクタ化したいので、高さが低くて見た目の良いコネクタが見つかったら変更してみる予定。

また、リモコンケーブルのケーブルは外装がボロボロだったのをはがしているので線がむき出しで、外装に熱収縮チューブを試してみたけど固くなるのでケーブルとしては使いにくいから悩み中。内径2mmぐらいでちょうどよい外装チューブがあるとよいのだけど。

後は全体的な見た目かな。
外した部品の後に残るハンダの除去とケース?少なくともスペーサーを利用した足は欲しい。スペーサーって結構高いのよね・・・
そしてケーブルだなぁ。別のリモコンのものに変えてもよいけどなぁ。


ということで、RM-MC53ELの改造はひと段落。

プラグ根元の結線が怪しいRM-MC51ELもあるだけど、これはどうしようかな。こっちこそリモコンケーブルを交換するかプラグを分解して(絶対に元に戻せないけど)ってのもあるなぁ。


2025/06/30

ソニーのCDウォークマン用リモコンの作成、改造(その2)

前回は、RM-MC30L相当のリモコンを作ったけど、今度は本命のRM-MC53EL。

と言っても、ボタンの反応が悪いRM-MC53ELを使えるようにボタンを外だししただけなんだけど、下記が現在の状態、動作するぞ~

名付けて、RM-MC53EL改(笑)

ここまで来るのに四苦八苦、でもこれでDISPLAY/MODE/SOUNDも正常に使えるようになった。


1. RM-MC53EL分解

そもそもどうやって分解するの?ってとこ

何回もググったりYoutubeを見ていて数日すると、ふっと分解・修理動画が上がってきた。

Sony mc51el, 53el, 55el controlled disassembly methods and repair the string key problem

Sony mc51el wire control repair and assembly (end)索尼线控修复完

単純にリモコン名称で検索しとけば早かった(;'∀')

なるほど、ケーブル側をバツンとするんですね。

では、はさっそく分解・・・、

あ、

持ち上げるときに壊れたよ~、位置注意!

このリモコン結構高価なのに、もう復旧無理だわ( ;∀;)
で、
あらら、

もういろいろ脆くなってる。。。

なんとか
ここにネジがある

ふぅ

やっとここまで。

ここからはもうジャック側の線を切って取り外すだけ。

問題のファンクションダイヤルは左端の四角部分。

この状態で接点復活材を入れてみたけど復旧しないので、さらなる覚悟を持って分解を進める。

液晶と一体になっている枠をニッパーで切り取る。そして、ファンクションダイヤルのもとになるスライドスイッチをさらに分解してみた。画像撮り忘れ。

スライドスイッチを分解するとかなり汚くて正常動作しないのもよくわかる感じだった

外すとこんな感じ、これはきれいに掃除した後

だがしかし、スイッチを元に戻す作業の時にスライドスイッチを壊したのであきらめて直結。

ジャンパーワイヤーをはんだ付け。

この状態でスライドスイッチの動作を試行すると、それぞれのスイッチが正常動作!

やった~と喜んで、曲を再生しながらいろいろ楽しんでいると、

あ、また・・・これは・・・

ジャンパーワイヤーに負けてパターンが基板からはがれてしまった( ;∀;)

こういう時は以前Youtubeで見たパターンの再生ってことを・・・できないので生きているところを削り出して、なんとかはんだ付けできるようにする。

頑張って削ってみた。

この削り作業は細かすぎて年寄りにはかなりきつい。

カッターナイフで削るのだけど、刃先が思っているところを削れているのかわからない。

どうしようもないのでこの作業のために、子供の勉強で入手したチャレンジの顕微鏡やスコープを持ち出してきて確認しながら削った。持っててよかったw

パターンが現れたら、光が反射するのでそれで分かる感じ。


2.リモコン再構築

さてさて、では実際のリモコンの復旧はどうするか

リモコンについている部品を外すのも大変。その最中に壊すのは目に見えている...( = =) 

前回作ったリモコンはゼロから抵抗を自分で配置したけど、こっちは基盤はあるし液晶もある。

と、いうことは、スイッチだけを外だしできればよいってことだ。

もうここからは勢い。スイッチをひとつずつINとGNDを確認する。

基板への配置を考える。

基本的に電線で直結するのでGND周りとファンクションダイヤル、ステレオジャック、タクトスイッチの配置、後は見た目。ステレオジャックとタクトスイッチは手持ちがないのでネット購入で1週間待ち。

うんうん悩みながら作業していたら、ここも写真撮るの忘れてた。

ユニバーサル基板の使い方もよくわからくなってきたけど、とりあえず組み上げた初期がこちら。

きちんと動作するよ!

リモコンのスイッチのIN部分に電線をはんだ付けしてタクトスイッチに直結していく。GNDは共通。

ボタンの配置は左下からSTOP,PLAY,REW,FF,VOL-,そのうえが左からMP3のフォルダREW,FF,VOL+

ファンクションダイヤルは1回路3接点のスライドスイッチで再現。パターン剥がれの部分は慎重にはんだ付けした。0.1,0.2mmぐらいのところに半田付けなので取れやすい。

できるだけ使えるものを使う、という指針で、ファンクションダイヤル以外のファンクションボタンとSEARCHボタンはリモコンについているものを利用。

とりあえずこれだけで特に問題なく操作ができるようになった。\(^o^)/

これはこれでまた楽しめるのだけど、リモコンのファンクションボタンを使うようにしたのも悪く、ただでさえはがれやすいパターン剥がれのはんだ付けが取れては削ってを2回繰り返したのではがれないようにホットボンドで固定。それが先頭の画像。

しかし、ホットボンドのせいでファンクションボタンが押しにくい・・・
これ、ホットボンドをはがすとパターン剥がれの補修部分がまたはがれそうなのでもういじれない。

で、このあたりの操作をいろいろ確認していると、基本的にことに気づいた。

その基本的なことで、おそらく対策は完了できる見込み。未実装なのでここは来週やる予定。

最後に今回色々分解して壊したりいろいろしたパーツの残骸です。