RAID構築その1



昨日の投稿でのddrescueはまだ実行中。エラー多発もあって、かれこれ20時間は過ぎている。
この調子だと、あと1日ぐらいかな。


そうこうしているうちに、通販で手配したRAIDの外付けケースが届いた。HDDは、近くのショップに買いに行った。

構成は、
ラトックシステム RS-EC32-U3RX
WD HDD Red NAS用 WD30EFRX 5400rpm 2台

合計で、約3万4千円位。PC1台作れるよ・・・
ちなみに昨日買った外付けHDDはこれ、税込8700円位・・・

最近、PC関係への投資額が半端ない状況になってきてるなぁ・・・ Rayzin買えてたよ・・・



さてさて、RAIDの構築です。HDDを内蔵させて、RAID1の設定を行えば完了だけど、その前に、買ってきたHDDについて書いておきたいことがある。

構成で書いた通り、WD30EFRXを2台、同じお店で買った。同じものを買うから同一ロットにならなきゃいいなぁと思っていたけど、すっかり忘れて何も言わずに購入してしまった。

が、開封しようとして2つの箱のシールが違うことに気づいた。仕入れ先が異なっているようで、それぞれ、CFD販売とフィールドレイクという会社になっていた。まぁ違いはないよな、と思っていると、少しだけ違いが見つかった。

まず外見から、
CFD販売のは、箱にCFDのタグシールが貼ってある。
フィールドレイクは箱をセロテープで封してあるけど、CFDはセロテープで封していない


中身は、左の通り。
左側がフィールドレイク、右がCFDの箱から出したもの。
フィールドレイクは訂正に説明書が入っていて、正規代理店をうたっている。
HDDのプチプチも、フィールドレイクはセロテープで封してあるけど、CFDはセロテープで封していない。

さすが正規代理店、丁寧な仕上げですw

中身は、もちろん一緒です。

製造年月日もシリアルNoも異なっていて一安心w

さて、組み込み。1の方に、正規代理店版HDDを入れます。

ひっくり返して、CFDをw


あとは背面スイッチでRAID1にするだけ。
あと、最近のACアダプタ形状、これが多くなってきて、幅があって困る。もっとスリムにして欲しいなぁ


ここまで書いた時点で、昨日のddrescueは、70%まで進んでる。これが終わらないと、このRAIDをNUCに繋げたくないのよね。

と、いうことで続きは明日の夜、の予定w

ファイルサーバーの恐怖 CRCエラー多発

もうタイトルの通りです。

この前処理した古いPCとCRTモニタに加えて、ブラウン管TVまで処分しました。

やっとすっきりした!と思ったとたんに、ファイルサーバのディスクがCRCエラー多発
読み込みがおかしいなぁと思っていたらログにエラーがいっぱいです。

この外付けHDD(HD-CB2.0TU2)は、もう何年目だろうか、良く持ったといっていいでしょう。
が、あまり故障に縁がないのでバックアップなんて殆ど取っていない。
というか、 このHDDがバックアップ用途も兼ねてた・・・orz

とりあえず、 大事なデータの救出と思って、NUCから外して、Windowsマシンへ繋ぎ替え。
そのままデータをコピー・・・と普通にしていったのですが、当然エラーで止まる。そして遅い。
これはツールを探さないといけないです。

1.FastCopy編


読めないファイルもあるし、速度も大事ということでググると、FastCopyというのが出てきた。
かなり有名そうで、しかもOSS(素敵!)

まずは使ってみる。
確かに速い、エラーが出ても負けずに継続してくれるので、これは良い。

が、CRCエラー多発状況なのでよく止まったような状況になる。

子供の映像系が多いの、1GBクラスで停止してエラーとなると時間ロスが半端ない。

50GB分ぐらいを仕掛けて1日かかる・・・

とりあえず処理を流しながら、エラースキップが早いものがないか捜索を開始。

2.TeraCopy編


すると、TeraCopy なるものが見つかった。しかも、どこぞのブログによると読めなかったファイルも回収してくれたりするらしい。。。これは期待大!

見た目はいいけど、最初はわかりづらいかな。
これも、同じく速い、エラーが出ても負けずに継続できて、頑張ってリードしている様子も見えるし、大きすぎて時間がかかりそうなものをスキップすることできる。FastCopyで取れなかったファイルも一部取得できていたりする。

とりあえずこれで行こうかと思っていたけど、CRCエラーの発生状況はひどく、大事な映像データがエラーで回収できないていない。それも、TeraCopyで、80%ぐらい進んだ状況でエラースキップとか出るので泣けてくる。

これはいよいよHDD復旧業者への依頼かな、と、なんて考えない。

TeraCopyの様子からすると、読めてる部分が多く、少しのCRCエラーでこけてる感じがする。ということは、一部分でも回収ができるはず。
CRCエラーが出ていても、ファイルとして形があればエラー部分が欠けてもファイルとして読めるはずってこと。映像や画像が多少欠けていてもゼロよりはまし。
ということで、
次は、CRCエラーが出ても、そのファイルを強引にコピーするソフトを探し回る。

3.fcopy編


CRCエラーが出てもコピーするというのを探すが、ヒット率が悪い。HDD復旧業者ばかりだw
まぁそんな中で出てきたのが、CD Recover と fcopy
CD Recoverは、取得元がわからなかった。
fcopyは、こちらの要求そのまんまの素敵な内容でソースも公開されていた。

fcopyを使ってみる。コマンドプロンプトで実行なんて久しぶりです。

これは使えます。時間はかかるけどエラー部分をNULLにしてファイルとして回復してくる。
が、ファイル単位での指定なのが大変。
しかも、それなりの時間がかかる。

試しに回収できたファイルを再生させるとノイズが発生してます。子供に何で?と聞かれて、壊れかけているの、ゴメンね、と謝っておきました。

さて、これで何とかと思っていましたが、
3つぐらい1GB クラスのファイルを復旧させるのに時間がかかりすぎて待ち疲れてしまった。
しかも、その待っている最中に、HDD復旧業者のサイトとか読んでいたら、CRCエラー多発のHDDを無理やり動かしているとエラーが拡大してしまうので、早めに全体を取得した方が良い、とか書いてある。

これは、TeraCopyで全体コピーして、エラー結果を使ってfcopyするか、FastCopyにfcopyの機能を追加して、一気読みとサルベージができるように改造かなと思ったけど、作れる気がしないし面倒くさいw

なんかこう、一気にできないものかと・・・・(´・ω・`)

4.思い出はプライスレス


そういえば HDD障害の復旧といえばLinuxでCDブートして復旧というパターンが良くあるのを思い出す。このパターンって、PCが起動しないときとかって思い込んでいたけど、HDD丸ごと復旧させるんだから同じだろ、って、探していると、ddrescueってのが引っかかる。

dd_rescueってのもあるらしいけど、ほとんど一緒?とりあえずここ読む。
違うらしい。GNU謹製の方がいいかなって感じw

これらはディスクダンプして救うタイプ。ダンプ用のHDDが必要。
故障しているHDDは1TBで、WindowsPCには2TBのHDDがあって1,5TBは余裕はある。でも、ddrescueってLinuxよね。ファイルサーバのNUC5PPYHに、内蔵3.5インチのHDDをつけられる余裕はないし、USB外付け用のアダプタも持っていない。

新しく買うか?って、買えばいいのにって思うけど、すでにこの時点で、新たに外付けでRAIDが組める構成を手配済。到着は明日。それまで待つ?でもせっかくの新規RAIDに変なダンプデータ突っ込むのも悲しい。じゃぁ買う?いやいや2重投資になるよね、なんて悩みながら家族と会話へ・・・

「HDDの故障で、運動会やら卒業式のデータが半分以上無くなりそう。頑張って回復させているけど時間がかかって大変、もう取れる分だけでいい?あんまり見てないのも多いし・・・」
「できるだけ復旧できないかなぁ・・・悲しいなぁ」

で、いったん終了。我ながら冷たい対応と思いながら一人で思いにふける。

最初からRAIDやバックアップを取っていなかった自分が悪い。
消えたら悲しい映像データをさっきまで必死に回復させてた自分は何?
この期に及んで金の話など、外付けHDD1台ぐらい、思い出の消失に比べたら大した金額ではないでしょ!

思い出はプライスレスだ!

ということで、夜遅くに近くドンキで2TBの外付けHDD SGD-NX020UBK を購入。

ファイルサーバ(NUC5PPYH)に、壊れかけのHDDと新品のHDDを繋げます。
どちらもNTFSだけど、つながるようにしてあるので問題なし。

壊れかけのHDDは、/dev/sdb
新品のHDDは、/dev/sdc

ddrescueは、なぜかyumではインストールできなかったので、rpmで入手

# yum list | grep rescue
ddrescue.x86_64                         1.22-1.el7                     installed
dracut-config-rescue.x86_64             033-463.el7                    installed
dd_rescue.x86_64                        1.99-1.el7                     epel
libguestfs-rescue.x86_64                1:1.32.7-3.el7.centos.2        updates


こちらのサイトを参考に、下記の通り実行中! 

が今の状態。さて、続きは回収が終わってから。


# ddrescue -n -v /dev/sdb /mnt/usbhdsg/usbhdd2.img ddrescue.log

 GNU ddrescue 1.22
About to copy 1000 GBytes from '/dev/sdb' to '/mnt/usbhdsg/usbhdd2.img'
    Starting positions: infile = 0 B,  outfile = 0 B
    Copy block size: 128 sectors       Initial skip size: 19584 sectors
Sector size: 512 Bytes

     ipos:  170441 MB, non-trimmed:        0 B,  current rate:  40632 kB/s
     opos:  170441 MB, non-scraped:        0 B,  average rate:  38070 kB/s
non-tried:  829763 MB,  bad-sector:        0 B,    error rate:       0 B/s
  rescued:  170441 MB,   bad areas:        0,        run time:  1h 14m 37s
pct rescued:   17.04%, read errors:        0,  remaining time:      6h 12m
                              time since last successful read:          0s
Copying non-tried blocks... Pass 1 (forwards)


プライスレスなら、業者に回復してもらえばいいのに、なんて今頃気づいたw

#2017/4/23 誤字訂正

古いPCを断捨離

 PCを初めて買ってからもう何年になるだろう。メインPCは前回までに書いた通り、中身を変えながら長いこと使ってきた。でも、実はその横にサブ機としてのノートPCが転がっていたりする。

ノートPCは、最近は妻や子供用に準備しているけど、昔は自分で持ち歩くのに使ってた。で、壊れても愛着があるので捨てずにそのまま保管して早20年。長いなぁ

で、このたび部屋の改造の為に、断捨離を決行。
処分対象PCが左の3台。
DECのHiNoteUltra
メビウス
ThinkPad

もう型名書かない、面倒だ。
どれも20年落ちクラス

あと、こんなのもあって、PCT-PR210Tって、小さいやつ。型落ち後に知り合いから譲ってもらったもの。

これ、分解が面倒そうだったのと、電源アダプタが見つかったので起動してみたら、

液晶割れてるけど、動いた!

Windows95だよ・・・・

でも、ものすごく軽快に動作するのはOSが小さいからかな?メモリも少ないし、CPUもしょぼいのにな、まぁここの断捨離はやめておこうw
さてさて、
最初の3台を分解して、HDDを取り出す。
メビウスは横にHDDを入れ替えられるようになっていて、簡単。しっかし、分解は面倒。

とりあえず抜き出したHDDがこれら
1GB以下なんだよ、すごいよね。
4/10訂正、1.4GBとかありましたよ。GBあったのね。

で、こいつを壊していく。
ついでにカラーボックスの奥に眠っていたIDEのHDDも対象にw
こういう時に役に立つのが左のような工具。500円で買ったやつ。すぐにケースが壊れたのと、ドライバーたちがバラけて使いづらいけど、一通りの星形のサイズがそろっている。

でも2.5HDDは、ダメで、PSP用に購入していたさらに小さい星形のやつで対処。






3.5HDDを開けたよ~きれいだね。
って、画像逆さまw
2.5HDDを開けたよ~まぁ疲れたw

さてさて、小物金属で回収です。

あとは、ノートPCの無料回収に出すだけ。