ソニーのCDウォークマン用リモコンの作成、改造(その1)

リモコンに関しては少しまとめていたけど、D-NE730で正常動作するリモコンが欲しい、ってのが高まって、とうとう使えるように改造してしまった。

ソニーのウォークマン系のリモコンは基本的に抵抗分圧方式になっているらしい。

抵抗分圧って何?って自分も理解が難しかったけど、要はリモコンのボタンを押すと変更された電圧が本体に届いて、その電圧値で操作を判断しているってことのよう。

とっかかりは、こちらの記事でした。ありがとうございます。

https://samehada-restart.hatenablog.com/entry/2023/11/17/161807

こちらもRM-MC30Lの抵抗分圧の値を測ってみたので共有。

  • PLAY/PAUSE 0.332Ω
  • REW 1KΩ
  • SOUND 2.3KΩ
  • FF 3.6KΩ
  • STOP 7.1KΩ
  • 音量- 8.4KΩ
  • 音量+ 9.9KΩ
  • MODE 14.3KΩ
  • DISPLAY 16.7KΩ

まぁ、とりあえず抵抗値がわかればリモコンが作れるわけで、サクッとお試し回路を作ってXP-EV530で試してみたよ、と。

XP-EV530をRM-MC30Lで操作できることは事前にわかっているので同じように動くか、ってことなんだけど、本体のリモコン部分にタッチして確認してみると、見事に動いたヽ(^o^)丿

こういう時に本体に液晶があるとわかりやすくて便利(*‘∀‘)

XP-EV530はもう欠かせない相棒になってきている(笑)

と、こうなると、きちんとリモコンとして稼働させたい!ってなる。しかし、操作するにもそもそもCDウォークマンとの接続のリモコンプラグ部分って売ってないし、自作も難しそう。

ということで、CDウォークマン(正確にはDiskman)対応の壊れてるっぽいリモコンを格安で入手。断線さえしていなければ問題がない。

今回の生贄はこちら。


RM-DM29

操作できる機能は少ない、分解すると抵抗値はRM-DM19と同じだった。

ケーブル取り外して断線していないことを確認したら、先ほどの試作ブレッドボードに接続できるようにして動作確認をする。今回は音も聞けるか確認する。


雑~

問題なく動作。ということで、ちゃんとしたリモコンにしてみようってなって苦労が始まる。

必要な抵抗値をそれぞれ1個ずつつけられれば良いのだけど、そんなに都合よい抵抗をもっていわけでもないので、手持ちの抵抗で、できるだけ少ない数で回路を考える必要がある。

こういう時はfritzingの出番なんだけど、久しぶりすぎて操作が良くわからない。

まぁ、でもなんとかあれやこれやとめちゃくちゃ試行錯誤してみて完成したリモコンがこちら。

抵抗値は、計測した値と多少違っても動作したのが助かった。

操作はあまり使わないDISPLAYとMODE以外だけ実装。(抵抗値が大きくて考えるの面倒ってもあった)

ステレオジャックはRM-DM29のものを流用。

裏面の配線は汚すぎて見せられない。ユニバーサル基板って何でもできるけどきれいに作るのって難しい(笑)

しばらくはこれで楽しんでましたが、リモコンに液晶がないのでちょっと寂しいし、室内でしか使わないけど見た目も何とかしたいなぁ、ということと、RM-MC53ELもなんとか。。。で続く。


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