2025/10/25

チャレンジパッド液晶のフレーム改修

 前回、チャレンジパッドの液晶の枠を作ったけど、いくつか課題が出てきた

①枠の斜め接着部分の隙間が空きすぎている
②液晶の表示画面と枠までの隙間が左右上下で異なる
③基盤を枠に取り付けたので、液晶を縦にすることができなくなった
④OSDコントロール基板がぶらぶらする
ということで、完成版がこちら。


では改修作業メモ。

①枠の斜め接着部分の隙間が空きすぎている。
は、前回の画像の通り、雑な性格がそのまま出ている感じなので、今回は45度を気にしたり、断面をやすりではなくてサンドペーパーで丁寧に削ったりした。②で枠が少し小さくなるので試しながらできるのが良かった。

どうでしょうか?左下はとてもきれいになりました。右上は接着途中でいろいろしたので隙間がまぁできたけど、前回よりはましかな(笑)

右上はちょっと接着前に動かしたので隙間が・・・(;'∀')

左下はほぼぴったり!


②液晶の表示画面と枠までの隙間が左右上下で異なる。
は、見ての通り右と下に黒い枠部分があって全体ではズレて見える。これは、m101nwwbのレイアウトの問題があって右と下の液晶外部が広いということ。

まぁ気にしなければ気にならないかもしれないけど、気にしだすと気になるので修正する。

枠の右と下になる部分の後ろ側のへこみ個所を拡張するのに、ノミで削りだす感じで、彫刻刀で枠を拡張する。

どうでしょうか、かなり隙間が減ったと思います。


修正前、黒いところが広い

修正後、かなり狭まった。


③基盤を枠に取り付けたので、液晶を縦にすることができなくなった
は、前回書いた通りコントロール基板を枠に付けたので液晶を縦にしようとするとケーブルが邪魔で縦にするのが大変。
せっかくのサブ液晶なのに自由に動かせないのは残念なので対策を考えた。

わかりやすいのはモニターアームの回転するやつで、いろいろ探したのだけど、よくよく考えるとそこまでのものは必要ないことに気づいて、基板の取付位置を変更することで対応した。

基板の中央付近に板を付けて、そこにコンロール基盤を取り付ける。そうすることで液晶を縦にしても横にしてもケーブルが邪魔にならずに利用できる。
こんな感じ。

ちょっと固めのヒノキの板。板が液晶を圧迫しないように注意が必要

で、結果がこう。なかなか良い。

縦向きで特にケーブルが邪魔になることもない。


④OSDコントロール基板がぶらぶらする
は、①~③まで終わった後に綺麗に決まった全体の中でOSDコントロール基板だけがブランブランしていて気持ち悪いので固定化しようという話。あまり難しく考えずに下記のように横にした時の右上、縦にした時の右下、になるように枠に外側にねじ止めした。

いままで適当にブランブランしていたのが、ビシッと位置が決まる。

こうなると全体的に完成度も高く見えてきたのが良いですね。

枠にねじ止めしたたけ。

ということで、フレームを改修して見た目と利便性を向上させた。

残る問題は電源。この液晶を駆動するコントローラ基板は12v電源で12v用の電源アダプタになるのでコンセント不足な状態では使い勝手が悪いので、電源対策を考えよう。



2025/10/19

チャレンジパッド液晶の枠作成

 2021年に作成したチャレンジパッドの液晶の再利用でのダンボールケース。見た目もアレだし、コントロール基板が固定化されていないので取り扱いが面倒だった。

そして構想4年(笑)、ついにちゃんとしたケースになりました。
作業はあっという間なのでやるかやらないか、だけの話です。

木枠ですっきりした印象

前回(https://papairoiro.blogspot.com/2021/09/2.html)がこれなのをもっと見栄えよくしたいって話です。

液晶のM101NWWBのサイズは 229.46 X 149.1mmなので、枠にする材料はこれ以上のサイズのものを選ぶことになります。

今回の枠材料はセリアで買った100円のフォトフレームです。たくさん種類がありますが加工のことを考えて材質がMDFではなくて木材のものを選んでいます。

液晶を当ててみるとこんな感じ。

左上と右下の角を使う形で、左下、右上2か所を切断。液晶をハメた状態で枠がぴったりはまるように線を入れて斜めカットする。

カット後の仮組状態が下記。


角のの斜めカットはやっぱり難しくて、長さや角度が微妙に合わなかったのをやすりで修正してたら削りすぎて隙間ができた( ;∀;) 

このあたりに雑な性格が出てる(笑)

これでは接着しても弱いので、ホッチキスの針で少しだけ補強してみる。

あとは、隙間はあるけどボンドで接着した。しかし、よくよく考えたら、切断した枠の角についてた留め具を外してここに付ければよかった。

最後に液晶コントローラ基板をねじ止め。液晶コントローラ基板の裏面はガムテープで絶縁しておいて、ネジは写真立てについていたものをそのまま流用。最終的に、こんな感じ。


結果が、最初の画像


ダンボールよりもすっきりしたし、コネクタ部分が固定化できたので取り扱いがしやすくなった。右上左下の斜めの隙間はパテで埋めようかな。

元の液晶と並べてみると、以前も書いた通り色合いの違があるけど気にしない。

とりあえず、Youtube流し用のサブ画面ができたかんじです。

残る問題はOSDコントロール基板なんだけど、これはまたいつか考えよう。



2025/10/11

RM-MC51ELの分解

断線気味のちょっと誤動作するRM-MC51ELなんだけど、念のためヤフオク出したが誰も買ってくれなかった。まぁ、不具合列挙したので、そんなの自分も買わないからなぁ・・・(;^ω^)

ということで、意を決して分解することにした。

今回の餌食のRM-MC51EL


液晶にも不具合があって、左上のCD回転中動作を示すマークがほぼ見えなくなっている。
で、最初はプラグ根元が断線気味なので、まだ見たことのないプラグ部分を分解するつもりだったけど、ケーブルの劣化が進みすぎてあまりにも臭いしボロボロに崩れていくのでケーブルの剥離を先におこなった。
ティッシュを間に入れてつまんではがしていく。

ボロボロ

べたべた引っ付くので気持ち悪い


ちょっと時間はかかったけどだいたい剥がれた。
粘土のようになっているので、中のケーブルにも引っ付いていて取れないのはあきらめる。
以前分解修理したRM-MC53ELのプラグと並べてみた。あ、プラグのカバー部分は接点復活材をかけて汚れをふき取って真っ白ピカピカにしている。
理由は、分解して復活させるためにプラグの型取りをするのでキレイいしておいたほうが良いかなぁってこと。
さて、むきむきしたケーブルで一応動作確認・・・ん!?

断線していない? 根元を押したり曲げたりしてもちゃんと音がする。
って、そもそもプラグが汚れていたの???接点復活材でクリーニングしたから、なおったってか?(笑)

これはこれでよかったのかどうか。。。

そうだとすると、ファンクションダイヤルの誤動作の方もかなり気になるのでリモコン本体を分解。前回のRM-MC53ELの分解の経験を生かして、できるだけうまくやるぞ!

<ここから分解手順>

ファンクションダイヤルは真ん中のSOUNDに合わせる。

液晶側の根元から押し上げる。自分ははさみを使って外してみた。

お、今回は上手くいった

と思ったら、ダイヤルの裏側が割れてた( ;∀;)

部品はきれいに取れたけど、ファンクションボタンの留め具のところは欠けてしまった。
HOLDボタンもきれいに取れた。

次はネジを外してカバーを外す。

カバーを外したけど、ちょっと壊れた。
ファンクションダイヤルのスイッチが見えた。接点復活材を入れてカチカチやったけどあまり効果はなかった。
しかし、液晶周りに金属がかなり傷んでいるのは何だろう?

ヘッドホン側も引っ張ると外れる。
バネが2つついているので外してヘッドホンジャックを引き出す。
そして、ケーブルを切断する。
すると、基板を取り出すことができる。







って、これは。。。

基板はRM-MC53ELと共通か? 53の方は後ろの番号はB3だった。
と、
MP3のフォルダ移動の部品もそのままついてたわ

ということで、外側だけ変えて中身はRM-MC53ELとおなじってことのようで、最終的にはフォルダ操作を試してみないとわからないけどほぼ間違いないかな。
RM-MC51ELはMP3再生できないCDプレイヤーに付属するので勘違いさせないような対策なんでしょうね。
そうだとしたら、MP3再生時にフォルダ移動なんてことはあんまりやらないので、RM-MC51ELを買っとけば問題がないってことかな。ID3TAGもちゃんと表示するしね。

さてさて、分解作業はひと段落したけど、分解したものをどうしようかな?

壁掛けCDプレイヤーの操作部にするのがわかりやすいけど、もう少し先な感じもするし、また、前と同じこんな感じにするか悩むなぁ

今日はここまで。