2025/11/24

ソニーのCDウォークマン用リモコンの作成、改造(その4)

あれこれと考えているうちが一番楽しいのだけど、あれこれ考えているうちに時間は過ぎていってもう11月も終わろうとしている。

今回、久しぶりにRM-MC53EL(改)を弄ったのでその報告。現在の状態は下の通りで違いが分かりづらいだろうけど利用の安心感が向上している

そして、この改造をする前に、RM-MC53EL(改)は多少の進化を遂げていた。


今回の改造前の状態

画像のように2段組み。段組みはそれで格好いい!
理由は、CDプレイヤーを壁掛けした際にリモート操作できたらよいよな、ということでESP32を使用したWiFIやBluetoothでの操作を画策していたもの。

稼働させるにはESP32用の基盤がもう一段必要なのだけど、他のことでいろいろあってやる気がなくなって放置していた。
下の基盤はESP32と電気的に遮断してスイッチ操作するためのフォトカプラが並んでいる。


赤い基板。フォトカプラだらけ

裏側は配線だらけ・・・

段組みやめてシンプル化

今回は、ESP32での操作をいったんあきらめて、最初の画像の通り、基盤を含めて綺麗な感じにした話になる。

まずは、配線が表に見えすぎていて汚いのを改善した。

現状は段組みのデータ連携にピンヘッダを利用することにしていた。そして、そのピンヘッダへの配線が表に出てきており、ハンダづけが下手なのが丸見えしすぎていた。

2段目との接続用に配線を回していて見た目が悪い


こっちも同じく。

裏面も汚い、電線がぐちゃぐちゃ(笑)

めんどうだけど、ピンソケットを取り外してリモコンに接続した電線も含めてすべての配線を最初からやり直した。


変更前の配線


変更後

変更前後のポイントは、ピンソケットへの配線がなくしたことはもちろんだけど大きくは3つ。

  • 各配線を細い電線に変えた
  • リモコンケーブルとの接続をXHコネクタに変更した
  • イヤホンジャックはリモコン内部経由させずにケーブルから直接接続にした

よく使うサイズの電線だと基盤の穴に入らない時もあったのが、細い電線に変えることで取り回しが簡単になった。

XHコネクタに変更した理由は、リモコンとの接続部分は使っているうちにハンダ接続部分と電線の境目でちぎれることが多く苦労していてコネクタ類に変えたいと思っていた。そしてやっと念願のXHコネクタに変えた。
でも、AliExpressで買うのを間違えて縦のコネクタになった。横向きを再購入中なので後で取り換える予定。

イヤホンジャックとの結線の変更を行った理由は、これまでの調査の結果でリモコン自体には音質を変える機能などは存在しないことがわかっており、それならわざわざリモコンの基盤を経由させる必要もなく、直結することでリモコン本体への結線も少なくて配線が楽になった。


リモコンケーブルのリケーブル?

次に、リモコンケーブルはケーブルの被膜をはがして放置していたが、長らく放置していると7本の細いケーブルのまとまりがほどけてくる部分も出てきた。

このまま利用していくとそのうち使いづらくなので、ケーブルをまとめるスリーブをAliExpressで購入。


購入したPET 編組スリーブ 
色は白、内径2mm、長さ2mで送料込みで158円


装着するこんな感じ


プラグ側


透明の熱収縮チューブで止めた、いい感じだけど・・・


熱でプラグ側が少し溶けた( ;∀;)

リモコン接続は基盤に合わせてXHコネクタ。
しかし、スリーブの後処理ができていない

完成

最終的に完成した画像


表の配線が無くて綺麗


こちらも


ピンソケットの代わりに真鍮のスペーサーで斜め置き

ケーブルの取り回しもよくなって、見た目もすっきり。

しかし、出来上がってみると、「あっさり」しすぎていて、あの2段組みでケーブルも少しごちゃごちゃした感じの方が面白味があった気がする。

最後に、ESP32で接続するための仮組した時の画像を載せて終了。いつやるのだろうか。。。


今回は以上

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