枠もできてコントローラ基板の固定もできた。
縦横自由に配置ができるので使い勝手が向上したチャレンジパッドの液晶再利用だが、最後の問題は、電源が12vで専用アダプタを使わないといけない、ということ。
これは、パソコン関連でひっ迫している電源タップの余力は1つだけ。
そこを12v電源アダプタで占有されるとそのほかの電源を利用する際にいちいちを差し替えないといけなくなるのが面倒くさい。
ただ。PCの周辺機器系は以外と12vものが多いのでレアケース化といえばそういうことはない。
手持ちの範囲だけでもWiFiルータは12v、外付けHDDも12vだ。
だが、これらは24h稼働している機器なので電源差し替えすることは100%ありえない。
そして、今どきのポータルブル液晶のようにUSB電源で駆動して欲しいけどUSB電源で駆動する液晶コントローラ基板でこの液晶に対応しているものは見つからない(し、もう新しく買う気もしない)
で、どうするかと考えた。
会社支給のノートPCもPDで差しっぱなし。最近買い替えたスマホは125w対応のPDでこれが差し替えて使っているやつ。差し替えないならUSB PDの12v出力で動作させたらよいのでは?と。
そして、そのためにはUSB PDを12vに固定化できたらよい!、と思いついた。
ちょっと調べてみると、PDの電圧固定パーツが存在する。
USBのPD(Power Delivery)で。出力電圧で5/9/15/20Vが固定出力できるものをググるとお目当てのパーツがいくつか見つかる。
Type-Cで電圧固定できるジャックとプラグの両方あることも分かった。
同じ機能で実装が異なるものがたくさんある。Amazonでも売っている。
専用のType-Cケーブルを作るのは運用が面倒と思い、電圧固定ができるジャックをAliExpressで購入した。
Amazonだとこんなの。https://amzn.to/4nyY0MQ
購入したものは最初から12vが短絡してあり、このままコントローラ基盤の電源に接続するだけで12vの入力ができるようになる。
コントローラ基盤には4ピンのXHコネクタで接続する必要があるがXHコネクタは2mmピッチだったのでそれは持っていない。
仕方がないので端子だけ作って直接差し込むことにした。
しかし端子の圧着工具も持っていないからこっそりハンダ付けする雑さw
これをコントローラ基盤の12v電源入力用のXHコネクタに差し込んでUSB接続すると液晶がちゃんと動作する。
雑だけど、これで12v電源アダプタを必須としないでUSBだけで運用ができるようになった。
\(^o^)/
全体的に雑ではあるけど、チャレンジパッドの液晶の再利用工作はこれで一段落。
いや~長い道のりだった(笑)


